venturecraft(ベンチャークラフト) SounDroid Typhoon レビュー 【1】


本日は、venturecraft(ベンチャークラフト) SounDroid Typhoonについてです。


実は、SounDroid Typhoonは、8月に入ってすぐ購入したのですが、土日も仕事だったりして、更新する時間&気力がありませんでした、、、。ようやくご紹介できるようになりました。


では早速紹介を始めますと、ベンチャークラフトさんのポタアンは、以前から気になっていたのですが、製品のほとんどが、ipodiphone、いわゆるiDeviceと接続することを想定された製品で、(※もちろんLineOut(アナログ出力)であれば、iDevice以外の他の機器も接続できます)iDevieであれば、デジタル接続が可能だが、他の機器はデジタル接続できない為、購入するのを今まで見送っていました。


※だって、高音質DAP、AK100を持っているのに、音質に特化していないipodでなぜわざわざ聞かなければならんのだ、という意識が拭いきれなくて、、、。


しかし、このTyphoonさんは、光デジタルS/PDIF対応!なんと、Typhoonの製品紹介サイトにAK100と光デジタル接続している写真も掲載されています。
更に製品紹介ページを見ていくと、アップサンプリング・DSD対応・USB DAC(Asynchronous Mode・最大96KHz/24bit)とこれだけでもかなり魅力的なのに、とどめにオペアンプがソケット式なので、オペアンプが交換できる、、だと・・?
つまり、好みに応じてオペアンプが交換できる、、、。これはすごい。給料入ったらすぐ買おうと思ったが、これだけのポタアンだ。きっと高いのだろう、とドキドキしながら値段をみると、49,800円!?
決して安くはないけど、これだけの機能を搭載していて、5万円のポタアンは他にはないだろう、しかも何気にMade in Japan!なのでクオリティもお墨付きに違いない、と思い給料が入ったらすぐ買ってしまいました(苦笑)


さぁ、恒例の開封の儀の前にまず一枚。


続いて箱をあけて、一枚。


本体を取り出してみる。ヘアライン加工でカッコイイ。


裏返してみます。これまたカッコイイ。さりげなく、Made in Japanが光る!
日本製のポタアンって少ない気がするので、日本企業の製品というだけでも、魅力的だし、嬉しい。


iDeviceデジタル接続(USB Aコネクタ)ポートと充電ポート(Micro USB Bコネクタ)


光デジタル入力(兼Line in)・出力(兼Line out、Phone out)


せっかくなので、久しぶりにipod classic 160GBをもってきて、HP-P1を買った時にfostexさんからキャンペーンでもらった(fostexさん、ありがとうございます!)ADL ID-30PAとTyphoonを繋いでみた。


そして、久しぶりにipod(ipod + Typhoon + IE800)で音楽を聞いてみたら、うーん、やはり普段の組み合わせで使っている、AK100とREX-KEB01F + IE800、もしくはAK100とBasso AudioのD12 Hjを光デジタル接続 + IE800の組み合わせと比較すると、解像度・勢いは敵わない印象。
そこで、iDeviceとの接続の時だけ機能する、アップサンプリング機能を有効にしたら、どうだろう?と思い、24bit/192kHzにボタンをスライドして、改めて音楽を聞いてみる。
すると、解像度がかなり上がり、AK100とD12 Hjで音楽を聞いているのと同じ位の音質へ変化することにびっくり。
高音はソースによるが、かなりきれいに聞こえるし、キラキラしています。低音もIE800であれば、十分な位です。


続いて、本命のTyphoonと一緒に買った、ベンチャークラフト製のオーディオ光ケーブル 24mm 192kHz 丸型プラグ⇔丸型プラグ AK100/120 ⇒ SounDroid Typhoon光デジタルを準備します。ちなみに価格は13,800円也。品質は高いが値段も高い。それが残念。もっと安くしてくれると大変嬉しいのですが、、、。



AK100とベンチャークラフト製光ケーブルを接続。


AK100 + ベンチャークラフト製光ケーブル + Typhoon + IE800の構成で聞いてみる。


おぉ、素晴らしい!解像度は非常に高く、高音は煌びやかで刺さらず、低音もしっかりと、勢いがあります。
今までの組み合わせの中で、一番音が良い印象です。
標準オペアンプでもかなり高音質なのに、これでもっと良いオペアンプに換えたら、どうなるのだろう!と期待せずにはいられません。


今日のところはここまでにして、次回はオペアンプを購入して、実際に換えてみたいと思います。
狙いはやはり高級オペアンプMUSES 01と02ですかね。あー楽しみだなあ。